ここまでのあらすじ

国内のガイドラインに沿ったGID(性同一性障害)によるSRS(性別適合手術)までの道のり

外国で手術する場合は次のとおりではないと思います。

 

GIDの治療ネットワークに参加されている精神科で診断書と他の精神科への紹介状をもらう。

紹介先でも診断書をもらう。

初めの病院で二通の診断書を以て、治療ネットワークにてホルモン投与治療開始の判定会議を行ってもらう。

判定会議で許可が出たらホルモン治療開始。

紹介状をもらって近隣の婦人科へ。以降は婦人科に通院。

ホルモン治療を目安1年続けたら再び判定会議にてSRSの判断をしてもらう。

判定会議で許可が出たら、許可書と紹介状を持ってSRSを行う病院へ行く。

手術日程決めて手術を行う。

 

これまでのあらすじ

2021年11月〜12月

北陸GIDネットワークに参加されている、富山県の谷野医院に通い始める。

問診の後、心理テスト。

以前からADHDの診断と鬱傾向があり、心理テストでもそれらの傾向が見られたため、複数回の通院で計5つの心理テストを受ける。

2022年1月

谷野医院でGID(MtF)の診断書と富山大学附属病院への紹介状を頂く。

富大病院の精神科でも診断書を頂く。

1月末の判定会議には間に合わなかったため、3月まで待ち。

2022年3月

判定会議にてホルモン治療の許可。

許可書と紹介状を持って婦人科のWe富山へ。

血液検査と染色体検査を行う。

2022年4月

血液に問題なし。染色体は身体性と一致(正常)。

ホルモン治療開始(プロギノンデポー筋注)。2週に1回注射。

2022年7月

本来2週〜3週に一回注射のところ、注射1週間後から体調が悪くなるため、1週に1回に変更。

2022年10月

学生証に記載の氏名を通称名に変更。

事由書類としてGIDの診断書を使用。

2023年1月

8月にSRS予定のため、1月末にSRSについての判定会議で許可。

2023年2月

家庭裁判所に戸籍名変更の申立。

事由書類として診断書と通称名使用の学生証を使用。

2週間程度で変更の許可。

2023年3月末

紹介状を持って山梨大学附属病院へ。

即日、手術の日程決め。

同じく3月末

家裁の名の変更許可書を役所に持っていき、戸籍名を変更。

 

今後の予定(お金を用意できれば)

2023年7月

SRS1ヶ月前の術前検査(日帰り)。

2023年8月

入院して2日目に手術、入院日から14日目に退院。

2023年11月

術後3ヶ月検診。